HACHINOHE HISTORIA

文化財詳細

#書籍・典籍・古文書 #歴史資料 #指定・登録なし #鎌倉時代 #その他
「安藤三郎家族書上状」(新渡戸文書)〈部分1〉
「安藤三郎家族書上状」(新渡戸文書)〈部分1〉
(指定・登録なし、岩手大学図書館、鎌倉時代(1301)、縦25.9 cm×横95.0cm(全体))
「安藤三郎家族書上状」(新渡戸文書)〈部分2〉
「安藤三郎家族書上状」(新渡戸文書)〈部分2〉
(指定・登録なし、岩手大学図書館、鎌倉時代(1301)、縦25.9 cm×横95.0cm(全体))
「安藤三郎家族書上状」(新渡戸文書)〈部分3〉
「安藤三郎家族書上状」(新渡戸文書)〈部分3〉
(指定・登録なし、岩手大学図書館、鎌倉時代(1301)、縦25.9 cm×横95.0cm(全体))

「安藤三郎家族書上状」(新渡戸文書)

正安3年(1301)に、八戸の是川(これかわ)に住んでいた安藤三郎(あんどうさぶろう)の妻「きぬ女(おんな)」が語って聞かせた親族の消息を控えたものである。当時この周辺は、鎌倉執権北条氏の領地〔得宗領(とくそうりょう)〕で、代官〔得宗被官(とくそうひかん)〕が派遣されていた。その代官が親族調査をおこなったようで、その時のことを振り返って話している。

当時の親族は、八戸に留まらず、三戸(さんのへ)・五戸(ごのへ)・種市(たねいち)・比内(ひない)などに広がっていたことが内容からわかる。

また、きぬ女の母について、役人であったことが記されており、当時女性でも役付の仕事をしていたことがわかる資料である。

なお、この資料が「八戸」の初出資料である。

解説執筆者 : 八戸市立図書館 滝尻 侑貴
推薦文献 : 八戸市 2014「きぬ女申詞書案」『新編八戸市史 中世資料編』
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