文化財詳細
遠山家日記
文化財区分:
歴史資料
時代区分:
江戸時代、江戸中期
指定区分:
県指定(県重宝)
収蔵場所:
八戸市立図書館
江戸で召し抱えられた遠山(とおやま)家が、八戸に移り住んだ翌年寛政4年(1792)から書き始めた日記。代々の当主が書き継ぎ大正8年(1919)までの127年間の出来事が残されている。江戸時代の武士が書き始めた日記で、大正年間まで書き継がれてきたものは、全国的に見ても類がなく、非常に貴重な資料である。
内容は、武士個人の生活記録だけではなく、八戸藩の政治の動きや、江戸時代の経済、社会の動きを知ることができるものとなっている。
解説執筆者 : 八戸市立図書館 滝尻 侑貴
推薦文献 : 八戸市『八戸藩遠山家日記』第1~9巻 八戸の歴史双書 継続刊行中