八戸ペンクラブ
The Hachinohe P.E.N. Club
新連載企画 この本・この資料『公評』12月号(公評社発行)
月刊総合誌の1つ。映画評論家の佐藤忠男さんが「映像文化とはなにか」を追う。104回目は先に亡くなった山崎豊子さんを悼みつつ「山崎豊子の小説と映画」に視点。 「日本語の源流を探って」は早稲田大学の武田勝彦名誉教授が執筆。 この号で注目は「戦災と震災16 なぜ、日本人は同じ過ちを繰り返すのか」の連載記事(第4の震災県青森・八戸空襲と津波 下〉だ。ここには八戸で戦災や震災を追想する八戸ペンクラブの会員ら3人が登場。 ペンクラブ顧問の山根勢五さんはふるさとの海、扇ヶ浦への鎮魂歌を謳 う。 一方、当クラブの本田敏雄会員(副会長)は3・11東日本大震災の津波で取り壊しに至った石田家を八戸文化の心象拠点とする持論を展開。さらに、当クラブ初代会長、島守光雄さん(顧問)は八戸ペンクラブ創設のころ、10年前を語り、エリート集団・江田島海軍兵学校での敗戦の日を想い起こす。 取材インタビューは日本ペンクラブ会員でもあるフリージャーナリスト・片野勧さん。(立川市在住)。