八戸ペンクラブ
The Hachinohe P.E.N. Club

会員投稿 新春アンケート(下)

庭田豊

八戸線は大丈夫か

庭田 豊

 JR北海道会社、全路線の半分は維持困難と発表し、衝撃が走りました。

 しかしこれはJR北海道に限った事ではありません。JR東日本会社においても、岩泉線はすでに廃線。

 山田線は一部、三陸線へ移管が決定。只見線は上下分離式等、大きく変化して来ています。

 それでは八戸線は安泰かと言えばそうではありません。利用客が減少している地方ローカル線をいかに守っていくのかが今後のおおきな課題です。

 「交通政策基本法」によって国が交通権を生存権と同格した以上、交通政策に責任を持つ事は当たり前だがその地域において利用者、自治体、 住民が運営会社と一体となって考えていく必要があります。

 八戸線をどう残していくかを共に考えていきたいと思います。

初夢であるけれども

仁科 源一

 八戸に在住して文学・芸術で制作活動し、第二の村次郎や三浦哲郎を生む郷土になるよう努めたいと思っている。

 そして、奈良・平安時代と中世の「八戸」になる前の郷土では人々の暮らし、言語など海洋の町として、 どんなふうだったのか、想像力たくましく網野善彦の本を手にするこのころです。

脳細胞の活性化

高橋 眞理子

 鷗盟大学42期生として忙しくも楽しい日々を過ごしている。

 見回してみれば文化活動から町内活動まで幅広い分野で「高齢者」の活動が求められている事を実感する。 嬉しいと思う反面、このままでは地域が成り立たなくなるという危機感も覚えている。

 結論は60代からの脳細胞を活性化させ、昭和、平成そして次の代との交流を図りつなぎ役として自覚しながら与えられた役割を、最後まで楽しくやり遂げる事。

 継承されねば、豊かな日本文化も枯渇するのみ。共に学ぶ仲間の一員に今年も宜しく!

全国高専のロボ・コン東北大会に 見るヤングパワー

村井 村治

 八戸大漁音頭に唄われた〜沖は大波〜大漁波が、潮風に吹かれて遥か遠洋に消えて、八戸の浜通りは近年続く不漁から、往年の賑わいもなく閉塞感が漂っております。

 昨年、観覧の機会に恵まれた掲題の会場は、溌剌とした熱気と活気のヤングパワーが満ち溢れ、未来を切り開こうとする明るい空気が広がっておりました。3大学,1高専が立地している八戸市ですが、それぞれの教授陣や学生達と日頃市民との交流が密接と言えない現状に無関心でいては益々遅れを取るばかりですので、学識・知見との触れ合いの場が早急に構築される事を願っております。

安倍政権の憲法論

藤田 要吉 

 戦争は放棄した筈だが憲法改正が国会を賑わしている。

総理大臣は 戦争を放棄した第九条二項を変えたいようだ。結構かも知れないが戦争は起きない、起こさない保障はどこにもない。

 「狼が出た」の例えでないが戦争や軍事等の同義語を繰り返すうちに本物になる恐れがある。

 どこか、第二次世界大戦が始まる前の世相に類似しているようだ。

民生委員を務めて

藤井 哲代

 二十八歳から七十歳まで過ごした東京から八戸に帰り、はや六回目の正月を迎えました。

 今は、八戸市民として根を張り、少しでも周りの方々の役に立てたらと、一昨年より民生委員を務めています。少子高齢化にともない自身も後期高齢者ですが何かと健康に留意し頑張っている昨今です。

 八戸ペンクラブで「安藤昌益」「縄文遺跡」等を学ぶことが山ほどあり、 家族九人分の食事を仕度し忙しい毎日を送っています。八戸大好き!

有権者は黒幕を見抜け

仲 博

 2018年は介護報酬削減。

 2019年10月には消費税10%。 増税分のお金は米国債へと変わり超富裕者1%の懐へ。

 若者と高齢者に優しい政治を。有権者は誰が真の黒幕か見抜く力に欠けている。それを黙認しているからこのような政治になる。しわ寄せは一番弱い立場の者へ集中する。

完成が待たれるスケート場

妻神 博明

 来年の秋、オープンが予定の八戸市屋内スケート(仮称)の建設が計画どおり進んでいる。長根リンクで昭和二十二(1947)年、第一回国民体育大会冬季大会が開催された。

 屋内スケート場が完成期の平成三十二(2020)年、氷都八戸において第十三回目となる冬季国体が開催となる。この大会を成功させ八戸市の知名度を世界に発信し、国際大会が開催されるようにし観光などの起爆剤になればと思っている。

 アリーナはオフシーズン多目的利用が可能となるので楽しみにしている。