八戸ペンクラブ
The Hachinohe P.E.N. Club
当クラブ員、相次ぎ講演*小倉館長が映画ポスター語り*礼子PFがユネスコ文化遺産で
当クラブ会員の活躍ぶりが引き続き注目だ。地元紙の紹介記事は毎号、 会報に採録しているが今回も現場取材分をここで紹介したい。
八戸クリニック街角ミュージアムの館長で当クラブ会員の小倉秀彦さんが1月28日、八戸市の児童科学館で「名作映画ポスター鑑賞会」と題し講演、収集映画ポスターをファンに開陳した。
講演では八戸にあった映画館の歴史や北村小松の「マダムと女房」を紹介。「八甲田山」など県内、八戸で撮影され、出演した女優らの名も挙げ説いた。鑑賞会では洋画シリーズ第一作のポスター100枚を披露。 「ロッキー」や「007」など参加者は懐かしいポスターに感動の様子。
一方、八戸工業大学の准教授で当クラブの会員(監事) でもある川守田礼子さんは2月26日、八戸パークホテルで開かれた八戸三社大祭に関わるユネスコ無形文化遺産登録を祝うシンポジウムで基調講演をした。
シンポでは「文化遺産を活用した地域活性化事業」(文化庁補助)に伴う祭りアーカイブシステムの成果報告などもあった。川守田さんは「三八地域の伝統文化の価値―『人』と『人』とを結ぶあり方へ」をテーマに講演。この中で川守田さんは八幡馬や南部裂織りなど伝統工芸などを例に「地域に根づく伝統文化」を高く評価。「めでたい事業を今後に生かすことが大切。そのためのネットワーク、未来づくりに大学も新たな体制で力を尽くしたい」と結んだ。