八戸ペンクラブ
The Hachinohe P.E.N. Club
この本・この資料『原発と日本の核武装』〜原子力事業のタブーを明かす
武田邦彦著
原子力船「むつ」、東海村ウラン燃料加工工場(JCO)での臨界爆発事故、そして、福島原発のメルトダウンーと安全神話が次々に崩れた日本の原子力産業。平和利用の名の下、大手を振るい、地域振興にも不可欠とばかり推進され勢いは止まらない。
世界で唯一、原爆を浴びた日本でいまなお「核武装すべき」とうそぶく政治家らがいる。日本が原発を手放さない理由は「核兵器」「核抑止力」 にあるーとも言われる。その深層や日本の民主主義にも迫る一冊。
著者の武田邦彦は1943年、東京生まれで大学教授や旭化成工業ウラン濃縮研究所所長など歴任。
詩想社新書、237㌻、920円+税