八戸出身 山道えんぶり組 石橋信男さん(70代)
放送日: | 2024年2月14日 |
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2024年2月21日 | |
ゲスト: | 石橋信男(いしばしのぶお)さん 70代 (山道えんぶり組) |
【主な活動&資格】
国の重要無形民俗文化財としての「山道えんぶり組」語り部
*朳(えんぶり)は、昭和54年国の重量無形民俗文化財指定 祭期間(2月17日~20日)
「江戸時代は、白浜、種差、階上の人々は「町街道である山道を通って八戸へ行った。山林で覆われ、傾斜地に道が作られ山の道と呼ばれ「山道」となった。16日の深夜には地域の旦那様へご挨拶に伺う伝統を今でも継承している」と言う。菅原道真を奉る「天満宮」は、石橋家の実家だと言うから世が世ならばのお方。菅原道真と言えば学問の神様、その志がしっかり継承されていることを彷彿させる証拠に、ご自分で文献を調べられ自筆の書類を持参されました。ご先祖様を大事に敬っている精神が強く伝わりました。「古来より新井田村には新田朳(にいだえんぶり)」と称して諸芸に優れた者共が集まっていたそうですが一時休演を余儀なくされたこともあったようで明治42年(1979年)より今までの「なが朳」から「どうさい朳」として復活。えぼしには房(前髪)があり八の字を描くように摺るのがダイナミックポイント。烏帽子やつまご(藁靴)は水に弱いので雪は降っても雨は降って欲しくない。紋は鶴と武田菱(源氏系統)。朳は、寿(ことほ)ぐ人の意味。組の絆心1つにしてずっと続けていければ良いな」と熱く語ってくれました。その背中、子供達はしっかりみてますよ。