八戸市出身 ホワイトスペース代表 アートディレクター 遠瀬博(とおせひろし)さん(70代)

放送日:2024年4月3日
2024年4月10日
ゲスト:遠瀬博(とおせひろし)さん 70代
(ホワイトスペース代表 アートディレクター)

【主な活動&資格】
1969年八戸初のデザイン事務所を開設 文化庁主催モダンアート展入選他
1976年 第26回モダンアート展初入選 2009年青森県芸術文化報奨受賞 他多数
定期的に個展を開催

今でこそ22万人ちょっとの八戸の人口ですが、55年前の北国の田舎町八戸で初のデザイン事務所を開設とは思い切ったことをする人。物事の始まりは、コロンブスの卵。デザインと言う職能を八戸に広めた人。なんとなく遠瀬さんのテーマが見えてきた気がしました。先般は、地元「帆風美術館」にて「宇宙」をテーマに個展を開催と言うので鑑賞へ。28歳でモダンアート展チャレンジするも落選、その時、師匠からの言葉に大変勇気づけられたそうです。その言葉とは、「かの有名な棟方志功も落選したことがあったんだよ」と。世界的有名な棟方志功の名前を出されたことで大変勇気づけられ、落選の2年後には、2年連続入賞、「その時は、八戸中を小躍りしたい気持ち(嬉しい)でした」と。一般的に言われる、褒めて才能を伸ばす教育スタイルは、年齢関係なく効果てき面ですね。2024年は辰年、地元御崎(みさき)神社に自作の龍の絵馬を奉納。ここでも遠瀬さん、古来から5本爪の龍を使っていいのは中国皇帝、4本が韓国、日本は3本と言う習わしを破っている。なんと5本爪の龍を描いて奉納。やはりコロンブスの卵、永遠のチャレンジャー、その背中はまだまだ意欲的でした。