八戸童話会副会長、八戸市文化芸術賞受賞　佐々木和子さん

ご息女は、東京ハイジ（佐々木とも子、わかば）「大人からの押しつけではなく、子どもたちが本当に楽しめる動画作品」を目指す姉妹クリエイター。

東京ハイジ – TOKIOHEIDI » 東京ハイジについて

幼少の頃より青森県南を何度も転校していたので南部弁と一言で言ってもこんなにも違うのかを教え語ってくれる。例えば下北地域で赤ちゃんは「にが」。桃太郎が五戸弁になると「つんぶら～つんぶら～と桃が流れてくる」物語の内容までが少し違ってくる。改めて方言の楽しさに驚かされる。故郷を大事にする姿勢は郷土料理のおもてなしも現れている。できるだけ旬なものを家庭料理で来客を迎えたいとのことで、私も現在のご実家のある五戸までお誘いを受けご相伴に預かり素朴な温かい故郷のぬくもりを頂きました。決して豪華なものではなくつつましい伝統的な田舎料理。菜っ葉汁、赤カブ漬、お赤飯など。赤飯も地域で味が異なるらしい。童謡昔話に紐づけした昔の農作業古着などのへのこだわりも日本３代刺しの内、南部の代表する菱（ひし）刺し、こぎん刺しの衣装を身に着けての語りも昔話を語る世界への一歩だとか。南部弁に特化した昔話は必聴です。