八戸出身 八戸和裁学院(藤井和裁) 古舘久子(ふるだてひさこ)70代

放送日:2024年12月4日
2024年12月11日
ゲスト:古舘久子(ふるだてひさこ)さん 70代
(八戸和裁学院(藤井和裁))

【主な活動&資格】
八戸職業能力開発協会理事、青森県知事表彰功労者、全国技能士連合会長、労働大臣賞受賞 他

創業60年、創業者の母を尊敬する娘は、針供養は勿論、お母様の命日にも感謝を込めて和裁道具に感謝をしていると言う。「母は、よく言ってました。道具1つなくても着物は縫えない。当たり前のことは、当たり前ではない。今、9人の大家族で暮らしているんですが、家族の協力があるから私が和裁ができているんです。」お話を聞いていると「感謝」という言葉が何度も脳裏をかすめる。あまりにも身近な家族ゆえ感謝する気持ちをつい忘れがちになりそうだが。私も「感謝」を言葉にして伝えよう。「ありがとう」いい響きです。お嬢さまがパリコレ用に4着着物を制作出展されたそうで和文化も多様性の時代なのですね。「以前、NHKラジオ深夜便日本列島くらしのたよりの青森県担当で四季を通して着物のお話をしてました。着物には、物語があるんですよ。七五三・成人式、結婚式とか。日本人ならではのお祝いはやっぱり着物。皇室で要人を迎える時のドレスコードも着物だと日本文化の良さが引き立ちますよね。歴史と想いのこもった着物を着て欲しいですね。」外国人にも人気のある着物・帯の「美しさ」を日本人として今一度、着物を着る幸せ感を味わってみようではありませんか。