八戸市出身 元第57次南極地域観測隊の調理担当 渡貫淳子さん 50代
放送日: | 2021年12月15日 |
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2021年12月22日 | |
ゲスト: | 渡貫淳子(わたぬきじゅんこ)さん 50代 (元第57次南極地域観測隊の調理担当) |
見渡す限りの南極は、すべてが凍りつく白銀の世界。その南極に1年4カ月(内2カ月は船でオーストラリアから南極まで移動)暮らしてきたというから驚異の精神力と想像できる。過酷な寒さ半端なく、限りある食糧を駆使して30人の隊員の食事を提供しなければならない。時には、極寒の中での流しそうめんをして、隊員の方達に楽しむ食事も実践していたと言う。食材が少なくなっても美味しい食事は提供しなければならない、その中で生まれたのが「悪魔のおにぎり」。帰国後はご自身の経験本「南極で働く~母ちゃん調理隊員になる」出版や講演、企業の料理開発など、大変幅広くご活躍。とにかくパワフルな女性。「八戸の寒さの中で暮らしていたと言うことは凄い経験値だと思うの。実は南極観測隊の応募は、3度目での合格なんだけど、書類の中に寒冷地での生活経験を書く欄があるの。八戸で暮らしてきたことが役に立ったし、南極は、どよんとした外に出れない日もあって、そんな日は「やませ」に慣れていたので八戸で生まれたことに感謝しました。」と語る。なるほど共感できます!八戸の根性ここにあり!もっと知りたい方は、出版本ご覧くださいね。