HACHINOHE HISTORIA

八戸出身 えんぶり和紙人形作家 高橋寛子さん 70代

放送日:2023年1月18日
2023年1月25日
ゲスト:高橋寛子(たかはしひろこ)さん 70代
(えんぶり和紙人形作家)

【受賞】青森県文化賞受賞  *皇室にも献上されている

「街中のにぎわいの中で「えんぶり」は何度も見たことがあったんだけど、初めて長者山新羅神社で奉納摺りをみたのが20代後半で大地への祈りを込め神聖に厳かに摺る太夫の姿に感動し直ぐ家に帰り、箪笥にしまってあった和紙で人形を作ってみたの、でも納得のいくものではなかってね。和紙と言っても、いろんな種類があり色合いや質感がそれぞれ違って。全国の和紙を取り寄せ試行錯誤の甲斐あって納得のいく「祈り」を表現して、現在使用しているのは因州和紙なの」と。北国八戸南部地域の真冬の凍てつく大地を揺さぶる勇壮な舞。それが唯一無二の「えんぶり和紙人形作家」として青森県文化賞受賞へと繋がる。対泉院の「餓死万霊供養塔」に詣でる「重地えんぶり組」のただ一礼のために赴く様は、感動と言う言葉だけでは言い表せないと言う。穏やかな中に心の奥深くからの祈りが聞こえてきそうなトークでした。

*「八戸えんぶり」(2月17日~20日の期間)は、みちのく五大雪まつり・青森冬の三大まつりで国指定重要無形民俗文化財に指定。田の神をゆさぶることで春を呼び覚まし、五穀豊穣を願う意味が込められている。