HACHINOHE HISTORIA

八戸市出身 裂織工房「澄(ちょう)」代表 井上澄子さん 80代

放送日:2021年11月3日
2021年11月10日
ゲスト:井上澄子(いのうえすみこ)さん 80代
(裂織工房「澄(ちょう)」代表)

南部裂織(なんぶさきおり)って何?と言われれば、今でいうSDG‘sの走りですね。昔、南部地方は、あまりの寒さで綿が育たなくて着古した着物や古くなった布を裂いて機織り機で合わせて織り込み、新たな生地へと再生していろいろな生活用品を作ったそうです。北国の知恵を駆使したリサイクル織物。南部地方に伝わる伝統文化の1つ。作った数々の作品。この日は、ベレー帽とポシェット、着ているベストも裂織という井手達。歩く南部裂織大使といったところ。「出来上がった作品は、丈夫なので後世に伝え残したいと言うおもいです。材料が一定ではないのでいろいろな配色が面白くて、織りあげて初めてデザインが決まるというオリジナリティ豊かな一品に仕上がるの。世界に1つだけのアート作品で常に感動するんですよ。」と。丁寧に作り上げた作品は、「はっち」4Fやカネイリミュージアムでも取り扱ってます。この日持参された生地は江戸時代末期の麻の生地。一体、化学薬品のない時代にどのように染色したのか?世界にひとつだけの手作りの温かいぬくもりの何か、皆様もおひとつ如何でしょうか。