2026年9月3日&10日放送 ゲスト:(株)マエバラ 代表取締役社長 前原俊彦(まえはらとしひこ)60代
| 放送日: | 2026年9月2日 |
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| 2026年9月9日 | |
| ゲスト: | 前原俊彦(まえはらとしひこ)さん 60代 ((株)マエバラ 代表取締役社長) |

【主な活動&資格など】
「まちの駅はちのへ」写真担当、ピアノ演奏
宝飾店オーナーと聞くと華麗なイメージだったのですが、創業百四十年の老舗時計宝飾店の社長は、その質素な佇まいに意外性を感じました。
(株)マエバラの初代は、明治から昭和期にかけて異彩を放った天文愛好家・前原寅吉。十三歳で丁稚奉公から独立した努力家。宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』に登場する「三本の脚のついた小さな望遠鏡」のモデルとも噂される「前原(まえはら)時計店」創業者で、正式名は「まえはら」だが、易学者のアドバイスで「マエバラ」にしたという柔軟な多様性も面白い。
幼い頃から宇宙に憧れた寅吉は、独学で天文学を学び数々の発明品を生み出した。太陽黒点の観測成功を機に日本天文学会特別会員となり、世界で唯一ハレー彗星の太陽面通過観測に挑み失明するも、南極探検隊へ星座時計を寄付したり、消防用ポンプや馬用体温計の開発まで手掛けた足跡は、まさに「青森県のレオナルド・ダ・ビンチ」!?
現社長の俊彦氏にもその創造のDNAは受け継がれ、耳で覚えたピアノ演奏はコンペティションの本選に選抜されるほど、音楽の道へと形を変えて息づいている。時を刻む店には、宇宙のような宝飾と芸術を愛した先達のロマンが今も流れているようです。