ハチノヘシコウセツノスイシツカガクトシゼンカガク―アタラシイリセツホウニカンスルケンキュウ(イチ)―
八戸市降雪の水質化学と自然環境―新しい利雪法に関する研究(1)―
著者:高橋 燦吉 TAKAHASHI Sankichi
この研究は、大規模集積半導体を製造するための超純水の水源に解凍水を適用することを目的として行われた。この報告書では、1990年と1991年の2つの降雪期に八戸地区に降った雪のサンプルが化学的に分析されました。 その結果から、超純水の解凍水質や水源適性に大きな影響を与える要因を調べた。 また、地区の自然環境の評価を行った。 その結果、以下の結論を得た。 1)解凍された水は、イオン性物質と有機物の両方の濃度が非常に低いため、超純水の水資源に適用できる大きな可能性を秘めています。 2)八戸地区の解凍水質は海水とバクテリア代謝によるNH₃の影響が大きい。 3)地区の自然環境は、人間活動に起因する汚染から遠ざけられています。 4)青森県五所川原市は、解凍水を超純水化する新技術の開発候補地として大きな可能性を秘めている。
掲載元情報 | 八戸工業大学紀要第12巻,pp.103-115 The Bullet in of Hachinohe Institute of Technology,12,pp.103-115 |
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カテゴリー | 地域分析,地形・地質・自然,災害,公害・環境問題,工学 |
発行年月日 | 1993/2/28 |
閲覧先 | 八戸工業大学学術リポジトリ |
閲覧先での公開範囲 | 部分公開 |