ナンブマチ「テントウ・ネタキリヨボウキョウシツ」ニオケルソクテイケッカホウコク

南部町「転倒・寝たきり予防教室」における測定結果報告

著者:渡邉 陵由 工藤 祐太郎

南部町にて3地区で行われている転倒・寝たきり予防教室のうち南部地区、福地地区における運動教室参加者を対象とし、週に1 度の運動教室の効果を検証することを目的とした。運動教室ではエアロビクス運動、ストレッチ運動、ウォーキング、筋力トレーニングが 1 週間に 1 回 90 分、3 ヶ月間(全 12 回)行われ、運動教室前後で体重、体脂肪率、BMI、筋肉量、骨密度(%若年成人平均値)の測定を行った。その結果、南部地区においては女性のBMIが増加し、骨密度が低下する結果となった。福地地区においてはBMIと骨密度が増加する結果となった。筋肉量はいずれの地区も運動教室前後で変化はなかった為、転倒・寝たきり予防教室の効果が現れたと考えられる。

掲載元情報八戸学院大学紀要 第48号(2014) pp.51-54
カテゴリー医療・福祉,スポーツ・武術,教育
発行年月日2014/3/31
閲覧先八戸学院学術情報リポジトリ
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