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小野組の南部地方への進出に関する一考察
著者:谷崎 敏昭
東北地方における商業活動の歴史は近畿地方のように活発であったわけではないが、それでも地方的豪商は存在し、地域政治と結びついた特権的御用商人として活動する者も見られた。本稿では徳川幕藩体制下における南部地方(旧南部藩および八戸藩)の商業活動について検討するもので、在郷商人の経済活動と近畿地方からこの地域に流入してきた小野組をはじめとする近江商人団の活動を対比して、両者のこの地方に対する役割を明らかにしたい。
掲載元情報 | 八戸学院大学紀要 第4号(1985) pp.183-204 |
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カテゴリー | 歴史(近世以前),食(文化、産業),建築・土木・エネルギー,地形・地質・自然 |
発行年月日 | 1985/3/1 |
閲覧先 | 八戸学院学術情報リポジトリ |
閲覧先での公開範囲 | 非公開 |