トウホクノトシイメージノスウリョウカブンセキ
東北の都市イメージの数量化分析
著者:渡辺 洋一
「イメージ」とは、具体的実証的な知識によるよりも直感的感情的な印象によって各個人に形成される考え、態度、概念などを意味する。このように漠然としたものでありながら、イメージは各人の社会的行動を規定する力は強い。私達が、ある人の「イメージ」に強く左右されてしまうことなどは、その好例といえよう。 イメージを研究対象とするとき、心理学では、しばしばSD法(Semantic Differential method)を用いる。これは、多数の形容詞(大きいー小さいー、きれいーきたない、強いー弱い、など)から成る意味の空間を考え、その中に対象イメージを位置づけ、規定因を探ろうとする手法である。 今回は、東北に移住する20才前後の青年が東北の諸都市に持っているイメージから、彼らの「都市」像を探った研究について紹介した。
掲載元情報 | 研究会会誌 第8号(1984) pp.55-55 |
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カテゴリー | まちづくり・観光,地域分析 |
発行年月日 | 1984/3 |
閲覧先 | 八戸工業大学学術リポジトリ |
閲覧先での公開範囲 | 非公開 |