ハチノヘシノジンコウノスイイトコウゾウ
八戸市の人口の推移と構造
著者:福田 直 FUKUDA Naoshi
昭和4年に八戸市が誕生して以来、八戸市の人口はほぼ毎年増加している。しかし、増加率は減少傾向を続けており、総人口は最高潮に達している。それは、出産による自然減少と、若い世代の動きによる社会的減少によるものである。八戸市では人口の地方移動が進み、都心部では人口の分散化が進んでいる。男性の出生率は女性よりも高いが、20歳前後から逆転し、女性の出生率が男性を上回っている。出生率の低下により、若年人口の減少が予想され、将来的に生産年齢人口は減少するだろう。年齢構成指数、高齢化進行度、高齢化指数などからわかるように、人口の高齢化が急速に進んでいることは明らかである。
掲載元情報 | 八戸工業大学紀要第17巻,pp.259-272 The Bullet in of Hachinohe Institute of Technology,17,pp.259-272 |
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カテゴリー | 歴史(近代・現代),地域分析 |
発行年月日 | 1998/2/27 |
閲覧先 | 八戸工業大学学術リポジトリ |
閲覧先での公開範囲 | 部分公開 |