タネサシカイガンウォーキングノケツアツテイカコウカニツイテ
種差海岸ウォーキングの血圧低下効果について
著者:熊谷 晶子
青森県南部太平洋側に位置する種差海岸(三陸復興国立公園)の持つ身体への効果を地域健康増進活動に活用するため、種差海岸の「シーサイドセラピー」の有用性を検討している。海岸環境(種差海岸の遊歩道約5.2 km)のウォーキングで収縮期血圧が、有意に低下することから、今回は海岸ウォーキング時の血圧応答を評価した。海岸の砂浜や坂道など身体に負荷のかかるところでは、一時的に収縮期血圧が上昇する傾向にあるが、海岸ウォーキング終了時にはウォーキング前より有意に低下した。海岸ウォーキング前と比較して有意な収縮期血圧の低下は、海岸ウォーキング後5、6時間は持続していることが示され、海岸ウォーキングの習慣化は収縮期血圧の低下に効果が期待される。
掲載元情報 | 八戸学院大学紀要 第54号(2017) pp.1-5 |
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カテゴリー | 医療・福祉,スポーツ・武術 |
発行年月日 | 2017/3/31 |
閲覧先 | 八戸学院学術情報リポジトリ |
閲覧先での公開範囲 | 全文公開 |