ハチノヘハンケイホウシリョウ オガサワラマサノリヒッシャ 「オシオキショレイヨウシュウ」

八戸藩刑法史料 小笠原昌倫筆写 「御仕置諸例要集」

著者:工藤 祐董

 「御仕置諸例要集」は、八戸市立図書館蔵「小笠原家文書」の一であり、同図書館の許可を得て当紀要に掲載するものである。  八戸藩には、まとまった刑法史料は極めて稀であり、編者が、「八戸藩刑法―法例を中心に―」を執筆した際も、ほとんど藩の日記類から事例を拾う以外に方法はなかった。 断片的な犯罪例を記録したものは二・三あり、また「公事裁許式目」と題する写本もあるが、これは幕府の「公事方御定書」を筆写したものである。

掲載元情報光星学院八戸短期大学研究紀要第14巻(1991)pp.一-二十三
カテゴリー歴史(近世以前)
発行年月日1991/12/20
閲覧先八戸学院学術情報リポジトリ
閲覧先での公開範囲非公開