アオモリケンニオケルジドウカンノゲンジョウトカダイ ソノサン、ハハオヤクラブノカツドウチョウサ

青森県における児童館の現状と課題 その三、母親クラブの活動調査

著者:福士 忠夫 菊地 満子 村井 澄子

昭和50年代に入り、「児童館の在り方」 が本格的に見直されることになり、 青森県社会福祉研修所の「厚生指導員研修」の場においても幼児指導と学童指導を平行して行うようになった。 また青森県児童家庭課主催の館長会議においても幼児指導から学童指導への転換に伴う具体策が検討されはじめた。さらに、 青森県社会福祉協議会主催の 「厚生指導員研修」の場においては、学童保育移行に伴う制度と指導上の問題が討議され、 特に厚生指導員の有志により結成された「青森県児童厚生員連絡協議会」主催の研修では、県より学童保育の指定を受けた 「児童館」 の転換に伴なう指導員の事例発表が中心で、 本県でも「児童館行政」の目標は、 幼児中心から学童中心にと目標を明確に転換したと言える。 従って、今後は時間をかけて児童館の施設設備を学童向けに充実することである。

掲載元情報光星学院八戸短期大学研究紀要第5巻(1981)pp.51-58
カテゴリー医療・福祉,まちづくり・観光,地域分析,教育
発行年月日1981/2/21
閲覧先八戸学院学術情報リポジトリ
閲覧先での公開範囲非公開