HACHINOHE HISTORIA

AVSニヨルデータ・コンポージングギホウ:III.ムツワンワンコウブニオケルリュウキョウノトキケイレツカイセキ

AVSによるデータ・コンポージング技法 : III. 陸奥湾湾口部における流況の時系列解析

著者:田中 昇 TANAKA Noboru 西田 修三 NISHIDA Syuzou 小比類巻 孝幸 KOHIRUIMAKI Takayuki

 閉鎖性水域である陸奥湾では,河川等からの生活排水・工業排水の流入などにより,水質悪化が懸念されている。湾内の水県境は,特に湾田部において外海とどのように水交換を行っているかに大きく影響を受ける。  平成 7年度から,陸奥湾湾田部の縦横断面において,流速,水温,塩分濃度,密度等が一潮汐にわたり計測されてきている。これまでに,それらの計測データを利用して,コンポージング技法による流況の可視化によって,湾口部の縦横断面における水温・塩分濃度の分布状況 。一潮汐における流れの特徴等の解析を行ってきた。  本研究では,可視化技法にる湾田部の縦横断面における流況の特徴の解析結果から,さらに,データ間の特徴や関連性・データの時系列変化等,流況の定量的な解析を試みる。

掲載元情報八戸工業大学情報システム工学研究所紀要第10巻pp.9-12 The Bulletin of Laboratory of Information and System Engineering, Hachinohe Institute of Technology,10,9-12
カテゴリー地域分析,IT・情報システム開発,工学,地形・地質・自然
発行年月日1998/3/31
閲覧先八戸工業大学学術リポジトリ
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