ノウギョウイノベーション 「アオモリケンミナミチホウノノウサンブツチョクバイショノゲンジョウトコンゴノカイケツスベキケイエイカダイ」
農業イノベーション 「青森県南地方の農産物直売所の現状と今後の解決すべき経営課題」
著者:髙橋 俊行
農産物直売所は成長産業として注目され、近年その数は二桁の伸びを見せてきたが、最近の青森県南地方(三八・上北地方)の農産物直売所の売上動向は、平成20年頃をピークに低減傾向にある。その要因として、「新鮮で安くて季節感」といった産直本来の魅力が薄れてきており、消費者の足が遠のいていることがあげられる。 そうした背景として、事業運営者の掲げる経営課題と利用者の求める要望との間にギャップがみられるように、産直の事業理念やビジョンといった経営理念そのものに問題が内在している。そこで、産直本来の経営理念を見直し、店舗の運営管理や出品者である生産者がミッションやポリシーを共有し、消費者の視点に立った事業運営を行うことが経営課題と考えられる。
掲載元情報 | 八戸学院短期大学研究紀要第38巻(2014)pp.27-59 |
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カテゴリー | 食(文化、産業),地域分析 |
発行年月日 | 2014/3/31 |
閲覧先 | 八戸学院学術情報リポジトリ |
閲覧先での公開範囲 | 全文公開 |