タネサシカイガンノシゼンニフレルカイガンヨクノコウノウ
種差海岸の自然に触れる海岸浴の効能
著者:熊谷 晶子
種差海岸の持つ癒しの効果を地域健康増進活動に活用するため、種差海岸の「シーサイドセラピー」(海岸浴)の有用性を検討した。種差海岸の遊歩道をウォーキングし、ウォーキング前後にストレスの定量的評価として、唾液アミラーゼ活性、血圧、心理的ストレス反応を測定し、比較を行った。参加者15名中60%の人の唾液アミラーゼが低下、13%の人は変化が無かった。参加者全員の収縮期血圧は低下した。参加者の86%は心理的ストレス反応尺度が低下し、14%の人は変化がなかった。血圧及び心理的ストレス尺度が減少した人の割合は統計的に有意(p<0.01)に多い。これらの結果を総合的に評価すると、種差海岸の海岸浴には、「癒し(リフレッシュ)」効果があることが示唆された。
掲載元情報 | 八戸学院大学紀要 第47号(2013) pp.83-89 |
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カテゴリー | 医療・福祉,スポーツ・武術 |
発行年月日 | 2013/12/24 |
閲覧先 | 八戸学院学術情報リポジトリ |
閲覧先での公開範囲 | 全文公開 |