HACHINOHE HISTORIA

チイキキョジュウシャトタシュツシャヲチュウシンニシタチイキカツドウ──「スマモリチュウセイノタンボクラブ」ノジレイ──

地域居住者と他出者を中心にした地域活動 ──「すまもり中世の田んぼクラブ」の事例 ──

著者:齊藤 綾美

 本稿は、地域活動における他出者の役割、他出者と地域居住者の関係に注目するものである。八戸市南郷島守地区において、地域居住者と他出者を中心として組織された「すまもり中世の田んぼクラブ」(以下「田んぼクラブ」と略称)を事例として、他出者が出身地の地域活動にかかわるうえでの課題を中心に検討する。そのさい、山梨県早川町茂倉地区の祭り組織と「田んぼクラブ」とを比較する。  「田んぼクラブ」のばあい、組織じたいが比較的新しく、水稲栽培を中心とする活動であることから、特定の地域居住者に農作業の負担が集中し、地域居住者が不満をもちやすいという課題がある。課題の解決には、より多くの地域居住者や他出者を活動に巻き込むことが必要である。

掲載元情報八戸学院大学紀要 第55号(2017) pp.16-25
カテゴリー食(文化、産業),まちづくり・観光,活動・製作
発行年月日2017/12/22
閲覧先八戸学院学術情報リポジトリ
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