ハチノヘダイチニオケルタテモノジシンヒガイトチケイオヨビジバントクセイ―ブンキュウカイセイハチノヘオジョウカリャクズヨリ―

八戸台地における建物地震被害と地形及び地盤特性―文久改正八戸御城下略図よリ―

著者:毛呂 眞 MORO Makoto 橋詰 豊 HASHIZUME Yutaka

1994年三陸はるか沖地震の本震・余震による地震被害には,地域性が現れた。地震動そのものの周期特性にも左右されることが考えられるが、地形や地盤構成のような表層付近の地盤特性が大きく係わってくると思われ、地形及び地盤特性と地震による建物被害の関係を明らかにすることが必要となる。 以上のことから、本震による被害が目立った八戸台地において、江戸時代からの現代に至るまでの地形変遷に焦点を合わせ、地形と表層地盤特性の緻密な把握、及びそれらと三陸はるか沖地震(本震及び最大余震)による建物被害との対応を検討する。

掲載元情報八戸工業大学紀要第17巻,pp.139-148 The Bullet in of Hachinohe Institute of Technology,17,pp.139-148
カテゴリー地域分析,建築・土木・エネルギー,災害,工学,地形・地質・自然
発行年月日1998/2/27
閲覧先八戸工業大学学術リポジトリ
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