アオモリケンノニンカガイホイクシセツノジッタイ ―モトメラレルコトトトリクマレルベキカダイ―

青森県の認可外保育施設の実態 ―求められることと取り組まれるべき課題―

著者:瀧澤 透

待機児童の問題が継続する中、 規制改革が進んだり認証制度が広がるなど認可外保育の状況が大きく変わってきている。 本研究は、 青森県内の認可外保育施設の実態を明らかにすることを目的としている。 対象は県内の全ての認可外保育施設 83 ヶ所(平成17年度名簿による) であり、 方法は郵送法であった。 回答された30 ヵ所の運営形態は、事業所内6 ヵ所、 ベビーホテル2ヵ所、 その他の認可外 21 ヵ所、不明1ヵ所であった。『認可外保育施設に最も求められていることは何か?』の質問では、「園児数を増やす」 11ヵ所 (36.7%)、「法人格取得による認可」 10ヵ所 (33.3%)、「職員の質の向上」「サービスの向上」「子育て支援」 各8ヵ所 (26.7%)となっていた。

掲載元情報八戸短期大学研究紀要第30巻(2007)pp.13-24
カテゴリー医療・福祉,地域分析,まちづくり・観光
発行年月日2008/3/31
閲覧先八戸学院学術情報リポジトリ
閲覧先での公開範囲非公開