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八戸地域地盤情報 DB を利用した一次元地震応答解析

著者:野添 重晃 NOZOE Shigeaki 橋詰 豊 HASHIZUME Yutaka 金子 賢治 KANEKO Kenji 葛西 祥男 KASAI Yoshio

八戸地域は,地震が多い地域であり,1968年十勝沖地震を始めとして過去50年間だけでも多くの地震被害を受けている.将来的に地震の被害を低減するための対策を施すためには,精度良くかつ詳細な地震動の予測が不可欠である.一方,八戸地域では,八戸地域地盤情報データベースが構築され,約2500地点の地盤情報が電子化され蓄積されている.本研究では,八戸地域における地表面加速度分布を広域的かつ詳細に把握するために,八戸地域地盤情報データベースに収録されている約2500本の地盤情報を基に一次元地震応答解析を行った.また,その前提として,限られた情報を基にした地盤のモデル化およびパラメータ決定方法について検討した.その結果,ある程度の精度で予測した250mメッシュにおける地表面加速度分布図を作成することができた.さらに,地盤のモデル化の部分とパラメータ決定の部分について,いくつかの知見を得た.

掲載元情報八戸工業大学紀要第32巻,pp.31-39 The Bullet in of Hachinohe Institute of Technology,32,pp.31-39
カテゴリー地域分析,IT・情報システム開発,建築・土木・エネルギー,地形・地質・自然,公害・環境問題,災害,工学
発行年月日2013/3/31
閲覧先八戸工業大学学術リポジトリ
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