アンドロイドゲームアプリ「ヤルスケジイサンノハチノヘハンノコト,オシエテヤルスケ!」ノセッケイトジッソウ

Androidクイズアプリ「やる助じいさんの八戸藩のこと,教えてやるすけ!」の設計と実装

著者:⼩久保 温 KOKUBO Atsushi ⼩⽟ 成⼈ KODAMA Naruhito 伊藤 智也 ITO Tomoya

八戸工業大学と八戸市博物館との共同研究で,Androidクイズアプリ「やる助じいさんの八戸藩のこと,教えてやる助」を開発した。クイズのジャンルが4つあり,問題は各ジャンル20問ある。ユーザーは最初にジャンルを選択する。すると問題がランダムに重複なく10問抽出されて出題される。アプリの画面のデザインは,アクセシビリティに配慮して制作した。プログラムの開発にはProcessingを用いた。MVCアーキテクチャを意識して設計した。質問に回答する画面の状態遷移は複雑になったため,状態クラスを作って管理することにした。アプリは2021年10月2日から11月23日に開催された八戸市博物館秋季特別展「今般廃藩之儀-最後の藩主・南部信順-」で展示された。ログを取る機能を実装し,利用状況を記録した。利用状況を見ると,クイズの結果は全部で138回表示され,開館日1日あたり4.31回であった。問題によって正答率が10%から100%までの開きがあることがわかった。

掲載元情報八戸工業大学紀要第41巻,pp.40-51 The Bullet in of Hachinohe Institute of Technology,41,pp.40-51
カテゴリー歴史(近世以前),IT・情報システム開発,活動・製作,工学,教育
発行年月日2022/3/1
閲覧先八戸工業大学学術リポジトリ
閲覧先での公開範囲全文公開