ハチノヘコウセンニオケルカンコウヲトウシタブンカキョウイクトリーディングノカノウセイ
八戸高専における観光を通した文化教育とリーディングの可能性
著者:菊池 秋夫 kikuti akio
八戸高専の学生は、社会人ないし進学する前に多様な文 化教養に対する受容の必要性がある。とりわけ、コミュ ニケーション力、基礎となる読解力状況判断力の向上が 必要とされる。一方で、そうした教養に関して、学生の受 容の態度は決して積極的とはいいがたい。学生自身も関 心や経験がある観光をプラットフォームにして文化教育 とコミュニケーション教育のハイブリッドの可能性を試 みた。その中で文章テクストの素材も活用し、リーディ ング力の向上も図った。従来型の内容理解のためにリー ディングではなく、「伝える」などの目的のために主体的 に読む実践トレーニングの可能性を探った。そのために、 学生の読書・読解の実態を把握する必要性があった。こ うした需要にこたえるため、八戸高専 年生選択科目「観 光と文化」において、観光を通じた文化教育の可能性を探 るアクティブラーニングの試みを行い、18、2019 のア ンケート比較から学生の読書や読解に対しての意識/実態を 探った。
掲載元情報 | 八戸工業高等専門学校紀要 56巻p.9-13 |
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カテゴリー | 方言・地名,教育,まちづくり・観光 |
発行年月日 | 2022/3/31 |
閲覧先 | J-STAGE |
閲覧先での公開範囲 | 全文公開 |