コウガイガタジュウタクダンチノカダイトデンシエコマネーノカノウセイ─アオモリシ・コウバタダンチノジレイ─
郊外型住宅団地の課題と電子エコマネーの可能性─ 青森市・幸畑団地の事例 ─
著者:石橋 修 櫛引 素夫 柏谷 至 佐々木 てる 田中 志子 小久保 温 坂井 雄介
1960年代から1970年代にかけて造成された全国各地の郊外型住宅団地の人口減少や、コミュニティーの衰退が大きな課題となっている。青森県内でも多くの郊外型住宅団地の高齢化や人口減少、空き家の増加といった問題がクローズアップされている。 これらの現象への抜本的な対策は容易ではないが、全国的にも住民が自助でコティーを維持・再生する取り組みや、共助・公助へと拡げる動きも加速している。 本稿では、その一例として青森市の幸畑団地を取り上げ、2013年に本格的にスタートした地域再生の取り組みを報告、検証する。さらに住民間の協働を促進する新たなアイテムとしての「電子エコマネー」の試行について、概要と展望を報告するものである。
掲載元情報 | 八戸学院大学紀要 第51号(2015) pp.1-11 |
---|---|
カテゴリー | まちづくり・観光,地域分析 |
発行年月日 | 2015/12/24 |
閲覧先 | 八戸学院学術情報リポジトリ |
閲覧先での公開範囲 | 全文公開 |