ハチノヘハンセイウンエイノジッタイ(ヨン) ―ハチノヘハンシハイキコウヲメグッテ―
八戸藩政運営の実態(四) ―八戸藩支配機構をめぐって―
著者:工藤 祐董
(四)において、盛岡藩等の舫制度を概観したので、次に八戸藩の舫制度について述べる。 八戸藩制度に関しては、盛田稔氏が、前掲『南部藩に於ける舫制度の研究』において、八戸藩舫制度の概要を述べている。これは『八戸藩史料』と「野沢蛍」 を史料としたものである。同氏は宝暦五年の「御口達書留帳」 その他の史料を加え、前掲『概説八戸の歴史』中2において、さらに詳しく八戸藩舫制度について検討している。したがって本稿においても、盛田氏の研究成果をふまえつつ、筆者の調査した諸史料も参照して、八戸藩舫制度について検討する。
掲載元情報 | 光星学院八戸短期大学研究紀要第16巻(1993)pp.一-二十六 |
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カテゴリー | 歴史(近世以前) |
発行年月日 | 1993/12/20 |
閲覧先 | 八戸学院学術情報リポジトリ |
閲覧先での公開範囲 | 非公開 |