ホンガクガクセイノタイリョクソクテイホウコク(ソノイチ)
本学学生の体力測定報告(その1)
著者:勝村 靖夫 和田 敬世 大塚 哲
最近、文明の進歩にともない日常の身体活動の減少が叫ばれている。学生の間で「体力がない。」「運動不足だ。」という言葉を耳にするが、その要因として考えられることは、交通機関の発達はいうまでもなく都市、農村を問わず労働力はもちろん、日常生活の面にいたるまで人々の身体活動が電化、機械化に移行していること等である。「人間は、限りなく楽をしようとする動物である。」という言葉があるが、これからも電化、機械化の傾向が一層強化されるものと思われる。身体活動の場が減少するにつれて体力の低下に拍車がかけられることになる。
掲載元情報 | 研究会会誌 第1号(1975) pp.63-84 |
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カテゴリー | 医療・福祉,スポーツ・武術 |
発行年月日 | 1975/2 |
閲覧先 | 八戸工業大学学術リポジトリ |
閲覧先での公開範囲 | 非公開 |