ハチノヘシゴトウチケンコウタイソウノカイハツトフキュウノココロミ
八戸市ご当地健康体操の開発と普及の試み
著者:三本木 温 渡辺 英次 渡邉 陵由 岩舘 千歩 三島 隆章
【目的】 青森県は,我が国 47都道府県において男女とも平均寿命が最も短い。これは悪性新生物,脳血管疾患および心疾患の罹患率が高いことが一因となっている。定期的な運動の実践は,この現状を改善するための一助となることがわかっており,自治体は地域住民が気軽に運動に親しんでもらえるために,様々な取り組みを行っている。いわゆる「健康体操」「ご当地体操」「県民体操」と呼ばれる体操もその一つである。ご当地体操とは,各地でおなじみとなっている音楽に合わせて,楽しく手軽に体を動かすことができる体操のことであり,運動の経験がない高齢者にも気軽にできるよう配慮されたものが多く,楽しく無理なく続けることができる。八戸大学では八戸市と共同で,八戸にゆかりのある音楽を使ったご当地体操の開発を進めている。本研究では,八戸地域の高齢者が気軽に取り組める健康体操(八戸市ご当地体操)を開発し,その効果について検証することを目的とした。
掲載元情報 | 八戸学院大学紀要 第38号(2009) pp.78-79 |
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カテゴリー | 医療・福祉,スポーツ・武術,活動・製作 |
発行年月日 | 2009/3 |
閲覧先 | 八戸学院学術情報リポジトリ |
閲覧先での公開範囲 | 全文公開 |