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八戸市内私立幼稚園児健康調査についての一考察

著者:石丸 浩文

近年我が国においての出生率は低下の一方で,平成2年度は1.53人を示すに至っており,今後このような推移で更に低下し続けるならば地域の文化,経済に大きな影響を及ぼし国の産業構造,国力の維持等極めて危惧されるところである。  このような現状下で八戸市内の子供の数も毎年減少し続けている。 かかる少子化のすすむ中で子供達は, 健康に心豊かに育っているのであろうか。  このことについて,八戸市の私立幼稚園協会は平成2年の12月に八戸市内における私立幼稚園26園の園児の親を対象とし園児の健康について調査を行ない分析の結果を発表した。又,同時に八戸私立幼稚園協会は, 園児の健康管理面がいかになっているかを知るため,八戸市内の各幼稚園に対し園医の実態を調査し, その結果も発表した。 勿論、これらの調査は八戸市の私立幼稚園協会としては,初の試みであり, 分析の結果は八戸市内の幼児教育関係者に対し,関心と今後の園児の健康教育に関して極めて参考となるデーターを示したと言える。  これら分析に当って石丸はメンバーの一人として当ったが,この「八戸市内の私立幼稚園児の健康状況について」と 「園医の実態について」を併せ見て,その一部につき考察を行ったのでここに報告する。  考察の内容は,園児の健康調査で行った内科,外科,耳鼻科,皮膚科,眼科,歯科などのうち,特に今回は耳鼻科について行い, これからの幼児の健康管理や幼稚園などにおける健康教育に少しでも役立つことを期待したい。

掲載元情報光星学院八戸短期大学研究紀要第14巻(1991)pp.1-10
カテゴリー医療・福祉,地域分析,教育
発行年月日1991/12/20
閲覧先八戸学院学術情報リポジトリ
閲覧先での公開範囲非公開