明治期における商業教育政策に関する一考察 -青森県を例として-
著者:大沢 泉
後発国の経済発展は、後発国が先進国から導入できる技術(借りた技術)と貿易によって規定されるとし、先進国と後発国の技術格差が大きいほど後発国が先進国から導入する技術は多く、「後発性の利益」(産業化に成功した後の利益)は大きくなり、その後の後発国の工業成長は急速になるとされる。先進国が工業化に必要とした前提条件を、後進性の程度と後発国内の諸条件に応じて様々に代替する諸手段を利用し、それによって先進国が工業化を開始するために投じた費用、労働および時間を短縮することによって先進国と同水準の高生産性を発揮することができるとされる。
掲載元情報 | 八戸学院大学紀要 第19号(1999) pp.47-60 |
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カテゴリー | 歴史(近代・現代),教育 |
発行年月日 | 1999/11/25 |
閲覧先 | 八戸学院学術情報リポジトリ |
閲覧先での公開範囲 | 非公開 |