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八戸大学学生の体力・運動能力に関する調査報告(朝食摂取状況との関連に着目して)

著者:三本木 温 三島 隆章 渡邉 陵由 工藤 祐太郎 保泉 裕也

八戸大学学生の体力・運動能力については2005 年度の人間健康学部開設以降,継続して続けられており,平均値でみると人間健康学部の専門科目受講生では全国平均よりも高い水準にあり,学部共通の一般教育科目受講生では低い水準にあること,運動系の部活動に所属する学生は,それ以外の学生よりも高い体力水準にあることなどが報告されている。  体力・運動能力は,競技スポーツの成績と決定する一要因であるので,体育・スポーツに関心があり積極的にスポーツ活動に参加する者が体力的に高い水準にあることは妥当なことであると思われる。その一方で,体力・運動能力は,生涯にわたり健康を保ち,自分に適した運動スポーツに親しみ続けるために必要な基礎的能力でもある。このために,体力・運動能力が一生涯のうちで最も高まる時期にある大学生にとっては,運動部活動への参加の有無にかかわらず,体力・運動能力を全面的に高めることは重要である。体力を高めるためには,正しい体力トレーニングの実施が必要であるが,それとともに適切な生活習慣を保つこと,すなわち 3 食の食事を摂り,適度な睡眠と休養を取るとともに,活発に身体活動を行うことが必要である。しかし多くの大学生は,大学入学と共に一人暮らしを始めるなどの生活環境の変化を経験しており,それと同時に生活習慣の乱れが起こりやすい時期であり,このことが体力・運動能力の発達に影響を及ぼす可能性が考えられる。  本研究では大学生の体力・運動能力と生活習慣との関連を明らかにするために,八戸大学学生を対象にして体力・運動能力と朝食摂取状況との関連性について検討することを目的とした。

掲載元情報八戸学院大学紀要 第45号(2012) pp.99-103
カテゴリー医療・福祉,スポーツ・武術
発行年月日2012/12/27
閲覧先八戸学院学術情報リポジトリ
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