アオモリケンニオケル6ジサンギョウカノテンカイコウカトカダイ
青森県における6 次産業化の展開効果と課題
著者:加来 聡伸 矢野 峰生
本研究は、6次産業化論の先行研究を整理し、青森県における2つの事例研究を取り上げ、6次産業化を展開している効果と課題について考察した。これまでの先行研究の整理において6次産業化の取り組みは、クラスター形成を価値創造の「場」として捉えてきた。このような観点でみると、青森県の2つの事例は食品加工事業を通じた価値創造の「場」が形成されており、雇用創出や工場の創設など地域活性化に一定の経済効果がある取り組みになっている。しかし、ただの食品加工による連携は、活性化策として否定的な意見があるため、これらの取り組みがどのような競争優位を有していくか、改めて追究する必要がある。
掲載元情報 | 八戸学院大学紀要 第48号(2014) pp.35-42 |
---|---|
カテゴリー | 食(文化、産業),まちづくり・観光,地域分析 |
発行年月日 | 2014/3/31 |
閲覧先 | 八戸学院学術情報リポジトリ |
閲覧先での公開範囲 | 全文公開 |