コウガクブガクセイニオケルチイキノショクヒンニカンスルキョウイクトソノニンチド

工学部学生における地域の食品に関する教育とその認知度

著者:本田 洋之 HONDA Hiroyuki

工学部生命環境科学科2年生対象の食品化学の授業において,地域の食品に関する教育を行った。学生は出身地周辺の郷土料理または農産物についてMicrosoftPowerPointを用いて事前にスライド資料を作成し,授業中に発表形式でその食品を紹介した。これにより学生がプレゼンテーションの経験を積みながら,地域の食品についての知識を得ることをねらいとした。合わせてアンケートを実施し,地域の食品についての学生の認知度を調査した。出身地以外の食品についての認知度が低いこと,一般的な農産物の認知度は高いが品種名の認知度は低い場合があることが分かった。また,和菓子の認知度は低いものの,和菓子を食べてみたい学生は多いとの結果も得られた。

掲載元情報八戸工業大学紀要第41巻,pp.1-7 The Bullet in of Hachinohe Institute of Technology,41,pp.1-7
カテゴリー歴史(近代・現代),地域分析,食(文化、産業),教育
発行年月日20220301
閲覧先八戸工業大学学術リポジトリ
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