文化財詳細
#書籍・典籍・古文書#指定・登録なし#南北朝時代#その他
「金頼清書状」(宮崎文書)
文化財区分 | 書籍・典籍・古文書 |
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時代区分 | 南北朝時代 |
指定区分 | 指定・登録なし |
収蔵場所 | その他 |
建武元年(1334)2月21日に、金頼清(こんのよりきよ)から糠部(ぬかのぶ)の奉行所に出された書状。受け取ったのは糠部郡奉行を務めていた南部師行(なんぶもろゆき)と考えられる。
建武の新政の一環として、東北地方統治のため北畠顕家(きたばたけあきいえ)が派遣される。南部師行は、顕家に従い甲斐国〔山梨県〕からやってきて、北奥州の抑えとして糠部郡奉行に任じられた。糠部郡とは、現在の岩手県北部から、青森県東側を含む地域を指す言葉だった。
糠部郡奉行所が何処に置かれたのかは、現在はっきりとしていないが、恐らく根城(ねじょう)にあったのではないかと考えられる。
解説執筆者 | 八戸市立図書館 滝尻 侑貴 |
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推薦文献 | 八戸市 2014『新編八戸市史 中世資料編』 |
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