文化財詳細

#無形民俗文化財#市指定#明治時代#江戸時代#大正時代#昭和時代
白銀四頭権現神楽(春祈祷 鳥舞)

白銀四頭権現神楽(春祈祷 鳥舞)

(市指定、八戸市指定無形民俗文化財、江戸時代中期~現在)

白銀四頭権現神楽(三嶋神社例祭奉納神楽 壇ノ浦錣引)

白銀四頭権現神楽(三嶋神社例祭奉納神楽 壇ノ浦錣引)

(市指定、八戸市指定無形民俗文化財、江戸時代中期~現在)

白銀四頭権現神楽(三嶋神社例祭 御札納め神事)

白銀四頭権現神楽(三嶋神社例祭 御札納め神事)

(市指定、八戸市指定無形民俗文化財、江戸時代中期~現在)

白銀四頭権現神楽(浦島太郎)

白銀四頭権現神楽(浦島太郎)

(市指定、八戸市指定無形民俗文化財、江戸時代中期~現在)

白銀四頭権現神楽(機織り)

白銀四頭権現神楽(機織り)

(市指定、八戸市指定無形民俗文化財、江戸時代中期~現在)

白銀四頭権現神楽(春祈祷 鳥舞)
白銀四頭権現神楽(三嶋神社例祭奉納神楽 壇ノ浦錣引)
白銀四頭権現神楽(三嶋神社例祭 御札納め神事)
白銀四頭権現神楽(浦島太郎)
白銀四頭権現神楽(機織り)

白銀四頭権現神楽(しろがねしとうごんげんかぐら)

文化財区分無形民俗文化財
時代区分明治時代,江戸時代,大正時代,昭和時代
指定区分市指定
収蔵場所

八戸市の港町、白銀地区で伝承される白銀四頭権現神楽は、権現様と呼ばれる獅子頭を奉持し、家内安全や厄払い、豊作・豊漁など様々な願いに応じて、儀式的な演目や演劇的な演目を演じる山伏系神楽の一つである。山伏系神楽とは、中世から近世にかけて、修験・山伏が布教の手段で伝えた神楽で、現在では民間の団体によって伝承されている。令和4年現在八戸市内では11団体が活動している。

白銀四頭権現神楽では宝暦8年(1758)銘の獅子頭が受け継がれており、市内でも有数の歴史を有する。演目は権現舞のほか、歌舞伎等を神楽風に仕立てた組舞(壇ノ浦錣引など)や、大漁祈願して演じられる浦島太郎、女舞の機織りなど約20の多彩な演目を継承している。

春祈祷は、昭和20年代まで旧暦1月16日から10日間程かけて、旦那様と呼ばれる船主などの座敷で10数演目披露し、神楽連中は料理や酒でもてなされた。しかし昭和35年のチリ地震津波、翌年の白銀大火等により、旦那衆が家に呼び入れて座敷で神楽を行う形式が維持できなくなった。そこで訪ねる家を限定せず、白銀地区の通称東町(三嶋神社より鮫側)全域を廻る形式に変わり、現在は元旦から4,5日間かけて個人宅、寺社、事業所で約200軒の門付けしている。多くの家では玄関先で歯打ちと身固めを行うだけだが、神棚への祈祷や座敷で神楽を数演目舞うことある。

7月6,7日の三嶋神社例祭では18時頃から約10演目ずつを演じるほか、三嶋神社の御札を蕪島沖に沈め大漁や海上安全を祈願する御札納め神事(血脈の儀)の際に歯打ちを行う。

解説執筆者小林 力
推薦文献①八戸市教育委員会 1982『八戸の神楽』 ②越後松助 1986『白銀の民俗』『白銀の民俗(二)』 ③八戸市教育委員会 2016『白銀四頭権現神楽調査報告書』 ④小林力 2016「八戸地方における山伏神楽の春祈祷-白銀四頭権現神楽を例にー」『東北民俗第50編』東北民俗の会 ⑤神田竜浩 2019「白銀四頭権現神楽」『民俗芸能99号』民俗芸能刊行委員会

歴史文化マップ(出土・発見・ゆかりの場所)

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文化財マップ(展示・所蔵場所)

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