文化財詳細
#考古資料#重要文化財#平安時代#飛鳥時代#奈良時代#八戸市博物館
丹後平古墳群出土品
文化財区分 | 考古資料 |
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時代区分 | 平安時代,飛鳥時代,奈良時代 |
指定区分 | 重要文化財 |
収蔵場所 | 八戸市博物館 |
丹後平(たんごたい)古墳群は飛鳥時代中頃から平安時代前期まで造られた古墳群である。埋葬施設に収められる副葬品や墓前祭祀に用いられた供献品が出土する。
副葬品には方頭(ほうとう)大刀、直刀、蕨手刀、鉄鏃(てつぞく)などの武器類をはじめ、玉類、釧(くしろ)などの装身具類がある。
周溝から発見される供献品には、意図的に壊された土師器、須恵器とともに、玉類、鉄器、和同開珎、帯金具などがある。
金装獅噛三累環頭大刀柄頭(きんそうしがみさんるいかんとうたちつかがしら)は供献品のひとつである。柄頭部分は黄銅製(真鍮製)の鋳造品で、三累環には文様を毛彫りし、金象嵌が施されている。中央には歯をむき出した獅子が表現され、表面は鍍金されている。獅噛と三累環をあわせた形状は国内に例がなく、朝鮮半島製と考えられている。
解説執筆者 | 渡 則子 |
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推薦文献 | 2018『 丹後平古墳群と蝦夷の世界―重要文化財青森県丹後平古墳群出土品指定品図録―』 |
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(出土・発見・ゆかりの場所)
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