文化財詳細
#考古資料#指定・登録なし#平安時代#平安前期#是川縄文館
金銅製壺鐙と石帯
文化財区分 | 考古資料 |
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時代区分 | 平安時代,平安前期 |
指定区分 | 指定・登録なし |
収蔵場所 | 是川縄文館 |
金銅製壺鐙(つぼあぶみ)と石帯は、田向(たむかい)遺跡の平安時代の集落跡からみつかっている。
壺鐙は、馬に乗るときの足がかりとなるものである。県内では例が少ない金銅製で、儀礼用の馬に乗るときに使われていた。竪穴建物跡から発見され、出土状況も明らかなことから、全国的にみても資料的価値が高い。
石帯は、律令国家の役人が締めるベルトにつけた飾りである。巡方(じゅんぽう)という方形のもの、丸靹(まるとも)という半円形のもの、ベルトの先端に付ける蛇尾(だび)がある。役人の位によって、石帯の大きさや材質が違っていた。田向遺跡の石帯は巡方であり、竪穴建物跡から2個みつかっている。
解説執筆者 | 田中 美穂 |
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推薦文献 | ①2004『八戸市埋蔵文化財調査報告書第105集 田向遺跡Ⅰ 田向土地区画整理事業に伴う発掘調査報告書1』 ②2009『 八戸市埋蔵文化財調査報告書第122集 田向遺跡Ⅱ 田向土地区画整理事業に伴う発掘調査報告書4』 |
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(出土・発見・ゆかりの場所)
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